みなさん、こんにちは。最近、株取引が絶不調の管理人です。売れば上がり、損切りすれば逆に走るetc。正直、自分でも訳が分からなくなります。
そこで、今回は絶不調の時でも、超高確率で機械的に利益を上げるノウハウをご紹介します。利用するのは、立会い外分売です。
- はじめに
- 信用売りができない分売銘柄のリスクヘッジ
- 後出しジャンケンのポイント
- 後だしジャンケンの難点
- おわりに
みなさん、こんにちは。最近、株取引が絶不調の管理人です。売れば上がり、損切りすれば逆に走るetc。正直、自分でも訳が分からなくなります。
そこで、今回は絶不調の時でも、超高確率で機械的に利益を上げるノウハウをご紹介します。利用するのは、立会い外分売です。
本ブログにも、アクセス解析の機能があります。そこで日々、検索ワードを確認していると、意外にも“立会い外分売”の検索で辿り着く方が多いことを感じていました。
しかし、立会い外分売は儲からないというのが、正直な感想です。ディスカウントの恩恵を受けながらも、その後の株価は右肩下がりになる銘柄が割合として、多いからです。極端な話、立会い外分売の発表後に、売りで入る方が勝率が高いのではないかとさえ思います。
ただ、せっかくのディスカウント率3%があるので、これを利用して小さな利益を積み上げることは可能です。以下の記事で書いたように、両建てを使ったヘッジも一つの方法です。
記事:立会い外分売・POの投資戦略|お金の貯め方を考えるブログ
もっとも、この手法は貸借銘柄でなかったり、売り禁になったりで、信用売りのできない銘柄には適用することができません。そこで、今回は、空売りのできない銘柄の裏技・小技をご紹介します。
まず、ここでご紹介する方法は、さして儲かるものではありません。ディスカウント3~5%のメリットを最大限に活用して、あくまでローリスク・ローリターンを狙う方法です。
分売実施の寄り付きの値段から、上がりそうなら買うという手段です。私が、“後出しジャンケン”と呼んでいる方法です。まずは、やり方からご紹介します。やり方は以下の通りです。
立会い外分売での後出しジャンケン
立会い外分売をする銘柄の購入期限は、多くの松井証券など一部の証券会社で朝8:30です。
(2013.3.31訂正。SBIなど、8:00が期限の証券会社の方が多いようです。)
立会い外分売のある日の朝は、この時間に間に合うように、準備をしなければいけません。
朝8:00~9:00の間、証券取引所では寄り付きの値段を決めるべく、予め注文が出されます。 この注文状況は、板の成り行き注文や指値の価格から判断することができます。 そして、この時間内の値動きで、その日の寄り付き価格が決まります。 8:20分頃には、分売に申し込むかどうか決めなければなりません。
8:30の直前に申し込みをすることがポイントです。先の通り、寄り付きの値段は、板から判断することができます。この時刻に、前日の終値より高く寄り付くようなら、買いのチャンスである訳です。
逆に、この時間の注文情況が、寄り付き前に突然変わるということはあまりありません。立会い外分売の期限ギリギリまで様子を見てから、利益が出そうなら購入の申し込みをします。
立会い外分売の場合にも、IPOやPO同様、抽選があります。当選すれば良いのですが、落選したら、残念ながらここまでです。ただ、証券会社を選べば、少なくとも1単元くらいは確保できます。結果が出るのは、おおよそ8:50頃になります。
立会い外分売の抽選に当たったら、その日の寄り付きで売ってしまいます。時間に余裕のある方は、そのまま様子を見ながら、売り時を見極めてもいいと思います。私は、サラリーマンですので、当選が分かった時点で、寄り成り売りの注文を入れて会社に行ってしまいます。
立会い外分売のディスカウントが利いているので、前日の終値より高い値段で寄り付けば、売却益がでます。おおよそ、購入価格の3~5%程度です。
例:1単元20万円ディスカウント3%の分売の場合利益=購入価格200,000円×ディスカウント率3% =6,000円
前述の説明でよく分からなかった方のために、要点を説明します。
8:20頃の注文状況から、9:00の寄り付きの価格はおおよそ想像ができます。8:20の時点の寄り付き価格株価が、9:00に急落するということは、そうそうありません。そのため、高い勝率を期待することができるのです。
というか、個人的には負けたことがありません。
そう。相手の出方を見てから、勝ちを狙う。いわば、“後だしジャンケン”であるという訳です。
ただ、当然ながら、寄り付きの株価が前日終値より下がるようなら見逃すことになります。
立会い外分売では、市場価格より3~5%程度安く株式を買うことができます。たかだか3%と侮ることなかれ。株価は3%も動くと、金額で4~5000円程度にはなります。
高確率で4~5000円の利益をもらうことができるなら、もらわない手はありません。
立会い外分売に当選すれば、8:50分頃に買いが約定します。これを寄り付きの9:00に売ります。およそ10分で3%の利益を出すのです。
ちなみに3%というと、上昇銘柄であっても、丸一日かけて上がる変動幅です。
いいことばかり言うのもなんなんで、デメリットと制約についても触れておきましょう。
前述の通り、この方法は朝8:20~9:00までの時間を使います。この時間帯に家にいることができない人もいるでしょう。
私は幸いメーカー勤めなので、朝が遅くて助かっていますが、多くのサラリーマンは7時台に家を出ると思います。その場合は、この方法はあきらめましょう。立会い外分売の銘柄は、買いっ放しで一日放っておくと、平気でディスカウント率を割り込んで下落します。
2013.3.31追記:最近、スマートホンに変えて気づきましたが、モバイル取引という手がありましたね。会社や出先で、スマホを見る余裕のある方なら、スマホからの注文も可能です。
立会い外分売には、抽選があります。証券会社によっては当たりませんし、複数単元が当選することもあまりありません。証券会社を分散して申し込んでも、せいぜい2~3単元しか当たらないでしょう。
いくら大金を用意しても、大きな利益を見込むことはできません。投資というより、お小遣い稼ぎ的な手法であると言えます。
この方法は、利益を出すにも抽選に当たるかどうかが全てです。その点、どこの証券会社とは言いませんが、抽選に当たらない所もあります。逆も然りで、いつも1単元だけくれる証券会社もあります。
この辺りは、今度、記事にしてみましょうか。
以上、立会い外分売で後出しジャンケンのご紹介でした。
金額は、お小遣い程度かもしれまんが、確実に勝っていくという意味で個人的にはメンタルにやさしい方法です。特に、負け続きの時に、貴重な白星になってくれます。
もう少し、上等なノウハウを知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。記事:「立会外分売から東証一部昇格銘柄を予想する」
※この記事はリニューアルして、下記HPにまとめました。是非、ご一読ください。