みなさんこんにちわ。 本日は、2014年1月の株式日記として、東証一部昇格銘柄で儲ける方法を語りたいと思います。
昨年12月末には、東証一部に指定された銘柄がやや多めにありました。 今回は、その利益と売買のノウハウをお話します。
みなさんこんにちわ。 本日は、2014年1月の株式日記として、東証一部昇格銘柄で儲ける方法を語りたいと思います。
昨年12月末には、東証一部に指定された銘柄がやや多めにありました。 今回は、その利益と売買のノウハウをお話します。
12月の末には、東証一部上場銘柄が多数ありました。 東証一部昇格銘柄については、これまでいくつか記事を書いてきました。今回、この昇格銘柄に目を付けて利益を出しましたので、発表したいと思います。
売買成績は、ざっくりこんな感じです。
銘柄 | 売買 | 損益(円) |
東京精密 | 買い | -5570 |
CDS | 買い | +654 |
ケーユーホールディングス | 買い | +4347 |
三越伊勢丹ホールディングス | 買い | -9445 |
ウチヤマホールディングス | 買い | +43438 |
コムチュア | 買い | +61808 |
プレステージ・インターナショナル | 買い | -9171 |
ヒューリック | 売り | +13927 |
これらの銘柄は、主に東証一部昇格を確認して戦略を練りました。 CDS、ケーユーホールディングス、コムチュアはどれも東証一部昇格銘柄です。 ウチヤマホールディングスは、東証二部昇格です。 東証一部(もしくは二部)に昇格すると、価格が高騰することが多々あります。
今回、東証一部昇格銘柄を中心に利益を出した訳ですが、そうなる理由がいくつかあります。
以下は、個人的な考察です。
東証一部に昇格すると多くの人の注目を集めます。 その結果、割安だった銘柄が適正価格(もしくはそれ以上)に値上がりする傾向があります。
ちなみに株価が安いor高いという適正価格は、PERで判断しています。
東証一部に昇格した銘柄の適正価格は、経験則から言ってPER=18以上です。 しかし、昇格前の銘柄は注目をされなかったため、PER10程度しかないことも多々あります。 つまりは、「割安銘柄」な訳で、値上がり前に買っておくと幸せになります。
投資信託の分野には、新興成長株や大型銘柄といったカテゴライズがされています。 これに対し、特定の銘柄がマザーズから東証一部に移ると、信託ファンドのカテゴライズも変更されます。
その結果、昇格銘柄は新たに新カテゴリーのファンドに組み入れられるようです。結果、その銘柄は買われます。 いわゆる「プロの買い」が入るわけです。
プロの買いについては、以下の書籍が参考になります。
PERの値についても、詳しい事情が載っています。
前述のファンドと同じような理由で買われます。
TOPIXというのは、東証一部のすべての銘柄から算出されます。 つまり、東証一部指定を受けた銘柄は、その翌月からTOPIX指数の算出に寄与します。
ここで注目すべきは、TOPIX連動ファンドの存在です。 投資信託の中には、TOPIXに連動して価格が上下するようにポートフォリオが組まれたものがいくつかあります。
結果、東証一部に昇格した銘柄は、上記ファンドにより機械的に買われます。
後日追記:最近ではTOPIX連動ファンドの主がGPIFであることが知られてきました。この辺の事情とノウハウを姉妹サイトで語っています。ご覧あれ
姉妹サイト:日曜2限の株式講座
このような訳で、東証一部昇格があれば、その銘柄は注目株です。
もっとも、東証一部に指定されたからといって、必ずしも株価が上がる訳ではありません。ポイントとしては、①PERの大きさからその銘柄の割安感を判断し、②一部指定銘柄が買われ始めるタイミングを見計らって買い、③株価が適正価格に落ち着くまでホールドします。
特に難しいのが②の買いのタイミングです。東証一部指定を受けた銘柄は、発表のあった翌日に暴騰することもあれば、ファンドの買いが入るまでほったらかしにされることもあります。
簡単なパターンとしては、徐々に価格が上がり始めるケースです。 個人投資家が注目し始めると、このケースに当てはまります。 この場合、上昇が始まった銘柄が割安であれば、確信を持って買いにいけます。
難しいのは、しばらく放置される銘柄です。 一部指定を受けたのに、ファンドが買うまで1ヶ月程度ほったらかしにされる銘柄もあるのです。 放置銘柄はなかなか不安になります。 しかし、ファンドが買い始めると一気に暴騰したりします。 この点、どのあたりで見切りをつけるか?ホールドを続けるかが?といったあたりが腕の見せ所でしょう。
以上の内容をまとめます。
以上、東証一部昇格銘柄の儲け方でした。
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