1.目的を明確にする。早速ですが、皆さんはどのような目的でお金を貯めようと考えていますか?
旅行に行きたい、万が一に備えたい、将来独立したい、ただただ貯めたい・・・!?。
皆さん、さまざまな事情をお持ちかと思います。
目的がはっきりしていない方は、まずここら辺をよく考えてみましょう。
もしかしたら、別に貯めなくてもいいという答えもあるかもしれません。
目的が決まったら、紙にかきましょう。
恥ずかしくなければ、壁に貼ってもいいかもしれません。
人は誰しも約束を守りたいと思って生きています。
宣言すれば、脳みそに刷り込まれます。
できれば、可能な限り人に宣言をしましょう。
2.”何をするか”ではなく、”どうなりたいか”で考える。さて、目的がはっきりしたら、次に考えるのが手段です。
このときモチベーションの維持に重要なのは、何をするかではなく、“どのような姿になりたいか”という理想像を描くことです。
例を挙げて説明しましょう。
例えば、“節約のために缶コーヒーを飲まない”ことを手段に選んだとします。
しかし、“○○をする”、“○○をしない”式の手段は得てして
失敗に終わります。
なぜならば、たった一度やれば(もしくは我慢すれば)目標が達成されてしまうからです。
缶コーヒーの場合、一度飲みたいと思ったときに我慢すれば、
目標達成です。
屁理屈かもしれませんが、確かに“節約のために缶コーヒーを飲まない”という条件は満たしました。
達成感と共に、次からはすっかり忘れます。
そうでなくとも、言い訳ができてしまいます(だってこの前、我慢したし・・・)。
我慢したイヤな記憶は、脳みそに刷り込まれます。
次回からは、より我慢することに苦痛を覚えるでしょう。
そして、節約は三日坊主で終わります。
では、あるべき自分の
理想像を描いた場合はどうでしょう?
例えば、“私は缶コーヒーを飲むような浪費家にはならない”といった姿を描いた場合です。
これは、効果テキメンです。
自販機の前に立ちます。
それまでなら、缶コーヒーでも飲もうかという場面です。
しかし、ここで潜在意識がささやきます。
“なりたい自分を捨てるのか?”かくして、缶コーヒーを飲みたいという欲求はなくなり、あるべき姿に自分が戻ります。
脳みそに刷り込まれるのは、ナルシズムから来る快感です。
あるべき自分に近づいたことに快感すら覚えるでしょう。
このようなことは、他の事例にもあてはまります。
・投資で儲けたい⇒優秀な投資家でありたい
・節約をして貯金したい⇒賢い主婦でありたい
・自炊をして節約したい⇒家庭的な夫でありたい
・将来不安だから貯金したい⇒リスクに備えた思慮深い若者でありたい
などなど
とにかく、長く続けるコツは、”どうなりたいのか?”と理想像を考えることです。
3.無理をしない。最後に大切なことは、無理をしないことです。
“一ヶ月○○円生活!”という番組がありましたが、あれはあくまで面白おかしく節約を扱ったものです。
実際問題、中にはイヤになっている出演者もいました。
ダイエットと同じで、無理は必ず
リバウンドが来ます。
そもそも、無理をしている時点で、手法として不適切かもしれません。
その場合、もう一度、方法から考え直す必要があります。
節約や貯金は、無理せずムダを減らすことです。
“ご飯を我慢するのではなく、筋肉質の体質に変える。”これは、ダイエットでもファイナンスでも、共通して重要なことです。
以上、抽象的ではありますが、モチベーション維持の方法をご紹介しました。
ちなみになんですが・・・。
自己紹介に書いたように、私、今年の9月に結婚することになりました!
実は、コレが私のお金を貯めようと思った目的だったりします。
“しっかりした彼氏でありたい”という姿を描きながら、
結婚資金を貯めてきた訳です。
めでたく資金も貯まり、先日、式場も決まりました。
機会を見て、“結婚式の節約”もカテゴリに入れていきたいと考えています(抜け目のないブロガーという理想像)。
家計の体質改善には
ハピタスがオススメです。