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確定拠出年金(401k)の運用がうまくいった話

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先日、会社から確定拠出年金の運用状況が通知されました。結果は上々。運用利回り+15%というふざけた数字を叩き出しました。アベノミクス相場で株高となった恩恵を受けた形です。

管理人も何もしないで高い運用利回りを実現した訳ではありません。確定拠出年金を運用する金融商品を適切に選定した結果であると考えます。今回は、確定拠出年金運用のノウハウを語ろうと思います。

  1. 確定拠出年金用の商品ラインナップ
  2. フィデリティ投信で利回りアップ
  3. インデックスファンドは低リスクか
  4. 若者世代は投資リテラシーが大事

確定拠出年金用の商品ラインナップ

早速ですが、先日、通知が届いた確定拠出年金の運用状況を公開してみましょう。管理人の身バレがあるので、一部のファンド名は伏せますが、要は会社の株価に連動するファンドです。

金融商品割合
フィデリティ・日本成長株 92%
三菱東京UFJ3年定期預金5%
国内債券インデックス1%
外国債券インデックス1%

運用利回りは、トータルで年利+15%でした。毎年、このペースで運用すれば、定年を迎える頃には大金持ちになれますね。まあ、そうは問屋がおろさないでしょうが。

今の会社に転職して、およそ一年。転職の際に年金運用の振り分けを決めました。管理人は、ここで持ち前の投資リテラシーを駆使して、ちょっとした仕込みをしていたのですよ。というより、見ての通り、フィデリティ投信に全ツッパですね。今回の年金運用の肝は、この高リスク投信にリソースを集中投資した点です。

フィデリティ投信で利回りアップ

フィデリティ投信ってなんだ?って方のために説明すると、要は積極運用型の株式ファンドです。年金運用のための金融商品って、低リスク型から高リスク型まで色々あるんですが、その中でも比較的高リスク運用とされている株式ファンドですね。

このフィデリティ投信に年金移管金を全突っ込みした理由は、言わずと知れたアベノミクス相場です。転職した昨年2014年時点で、まだまだ株式市場は活況だとの判断。折角の年金運用なら増やさなければ損だということで、高リスク型の金融商品を一点買いした訳です。この手の金融商品は、元本割れのリスクがあるのですが、一方では市場が活性化していれば、高い運用利回りを叩き出すメリットがあります。

フィデリティ投信そのものも、証券の世界では名の知れた投資信託ですね。手数料が割高なのが難ですが、ちゃんと成長株を選んで投資してくれます。一般の投資信託として銀行などでも販売しているので、ご存じの方もいるかも知れません。よく分からない投資ファンドが並んでいる年金運用のラインナップの中では、比較的まともなファンドであると考えます。

目を瞑ってのインデックスファンド投資か、トレーダーを信じてのアクティブ運用か。どちらも一長一短あるところです。ただ、株式相場が活況ならば、元本割れリスクのある投資信託に年金の掛け金を突っ込んでもいいんじゃないでしょうか。

インデックスファンドは低リスクか

年金運用の商品ラインナップには、低リスク商品から高リスク商品まで色々とあるという話をしました。その中身って、一体どんなもんでしょう。管理人なりの意見を述べたいと思います。

金融商品を運用期間の言う「リスク」で分類すると、おおよそ以下のようになります。

リスク分類金融商品
低リスク定期預金
中リスク 国内債券(インデックス型) 国内株式(インデックス型・アクティブ運用型)
高リスク海外債券(インデックス型) 海外株式(インデックス型)

年金運用機関に言わせると、海外モノは高リスクで国内モノが低リスクという分類ですね。国内・海外のいずれにしても、インデックスファンドが幅を利かせています。ただ、言わせてもらいたいのは果たしてインデックスファンドって中リスクで済むのかという話です。

インデックスファンドって、要は日経平均株価とかTOPIXとかの指数に価格が連動するファンドです。これって、結構リスクが高いものですよ。ましてや、国内の債券価格なんて、現在、乱高下のまっさなかです。年金運用の素人筋に債権の価格動向なんて分かるんでしょうか。

結局の所、何が言いたいのかというと、年金運用一つとっても投資リテラシーが大切だねという話です。

若者世代は投資リテラシーが大事

年金運用のパンフレットを見て、大人しく低リスク運用をしているのならマシな方かも知れません。多くの人は、訳も分からず中リスク型の国内投信あたりを選んで、無難な選択肢を選んだつもりでいるのでしょう。これは、年金運用全体の構成比率を見ると、50%の割合の人が利回り4%未満に収まっているデータから推し量れます。

確定拠出年金の運用状況.jpg

このデータをどのように受け取るか?管理人の意見を言わせてもらえば、「かなりひどい結果だな」と思います。だって、そうでしょ。アベノミクスで資産1億越えの「億り人(おくりびと)」が出ている一方で、多くの人は資産をリスクに晒して年利数%しか出せていないんですよ。管理人だって、ちょっとした工夫で利回り15%を叩き出しています。

バブルを経験して、ある程度資産に余裕のある中高年の方は良いと思います。世の中で言われているように、後は社会人生活を逃げ切って余生を過ごすのがベターな選択肢でしょう。ただ、40才以下の若者(筆者を含む)はそうもいきません。

今だと、会社が出している確定拠出年金の掛け金は、大企業でもたかだか毎年50,000円程度です。この金額を年利4%で年金運用したところで、退職時にもらえる確定拠出年金は、せいぜい300万円止まりです。

この危機感、分かってもらえましたか?若者世代ほど、投資リテラシーが大切だねという話です。当サイトの姉妹サイトでは、投資リテラシーを磨くためのヒントを提供しています。興味のある方は、ご覧あれ。

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ELIZE3457

こんばんは。
記事を拝見いたしましたが、301kではなくて401kであるかと思います。(当方、企業にて401k業務担当でありますので・・)。
余計なことではあるかと思いましたが、記事を見た方が誤って理解されるといけないのではないかと存じまして。
by ELIZE3457 (2017-06-15 01:02) 

quattroguts

ああ、すいません。間違えていますね。

401kに訂正しておきます。
by quattroguts (2017-06-16 00:37) 

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