スマコジ活動を考える

最近、携帯各社で話題になっているカケホーダイプラン。一見お得に見えて、このおかげで困っている人たちがいます。スマコジなる人々です。

スマコジとは、携帯回線の乗り換えを繰り返し、乗り換えキャンペーンのキャッシュバックをもらうことで利益を出す人々です。たまたま、知人にもこの手の人種がいたので、詳しい話を教えてもらえました。お金の貯め方を考えるブログとしては、聞き逃せません。

しかし、彼からは「もう辞めた方がいい」との意外な言葉。今回は、スマコジ活動の詳細と、その手法が終わりつつある経緯を語りたいと思います。

1. スマコジ活動とは
2. 携帯キャリア乗り換えキャンペーンの例
3. 新規回線の作り方
4. カケホーダイ強制加入で利益減少
5. FXで口座開設で良いのでは？

儲からない話だけでももなんなので、最後にFXを使ってキャッシュバックで儲ける方法を付け加えました。

スマコジ活動とは

世の中の制度・ルールというものには、なにかしらの抜け道があるものです。例えば、携帯電話の乗り換えキャンペーンです。携帯電話のmnpというのは意外と敷居が低いようで、携帯電話に詳しい知人に言わせると、キャリアの移動などルールさえ理解すれば屁でもないというのです。

そんな知人が行っているのが、スマコジ活動。通称、「携帯乞食」。簡単に言うと、キャッシュバック目当てに携帯キャリアを乗り換えて、2年縛りの違約金や月々の料金を支払いつつも、大きな黒字を上げる手法が存在するそうです。この手法はテレビのニュースや経済各紙でも取り上げられていたので、管理人も一応は知っていました。

この手法を利用すれば、黒字を上げながらもauに新規の回線を作り、auウォレットを申し込むことができそうです。詳細な手法はネットの海を泳げばたくさんでてきます。ここでは、簡単な方法だけご紹介しようと思います。

携帯キャリア乗り換えキャンペーンの例

mnpで他のキャリアに移る場合は違約金を支払わねばならない訳ですが、それでも黒字が出るケースがあるようです。

例：auのmnpキャンペーン

「auに乗り換えで本体一括0円。キャッシュバック2万円。」

例えば、auの店舗や家電量販店を探すと、上記のようなキャンペーンをやっていることがあります。この収支を計算すると、以下のようになります。

店舗からのキャッシュバック：+20,000円
日本通信（後述）の違約金：-8,000円
mnp手数料：-2,000円
auの料金支払い（3ヶ月）：-980×3=-2,960円

というわけで、3ヶ月の利用・解約なら7,000円程の黒字です。3ヶ月の期間に絞った理由は、「3ヶ月は利用を続けないと、次回から利用を断られる可能性がある」というのが知人の意見によるものです。確かに、利益が出る抜け道が存在しています。

新規回線の作り方

mnpをするにも、ひとつ課題があります。それは、mnpをする元の回線をどのように用意するかという点です。現在利用中の携帯回線を元回線としてもよいのですが、これはメールアドレスが変わったり、端末が変わったりと言ったりで、なにかと面倒です。

そこで、スマコジer御用達なのが、MNVOを利用した新規回線であるそうです。

例えば、日本通信のスマホ電話simです。

スマホ電話simは、スマホ端末さえあれば、簡単に電話回線を作ることができます。これを使えばmnpのための回線を作ることなんて簡単です。日本通信という会社は、新興の携帯キャリアです。新しい携帯会社の形(MNVO）として注目されていて、しばらく、株価が上がっています。

それはおいといて、この日本通信の携帯回線は簡単に作れて、なおかつ他のキャリアにmnp可能という敷居の低いルールで運用されています。simカードを購入して手持ちのスマホに挿せば、携帯電話として使えます。このsimカードはネットで簡単に購入することができます。

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カケホーダイ強制加入で利益減少

さて、ここまでは都合の良い話ばかり書いてきましたが、この手法が塞がれる事件が携帯業界で起きているようです。カケホーダイプランの登場です。

最近、docomoが始めたサービスで、カケホーダイというプランがあります。これは、定額を払えば毎月の通話料がいくらかけても無料というプラン。通話の多い人には、確かに格安のプランのように思います。

しかしこれが、スマコジerにとっては悩みの種であるそうです。理由は簡単。月々の携帯代金が割高になるためです。スマコジerは、事実上、保有している携帯回線を利用しないので、カケホーダイなんて要らないのです。逆に、利用料が増えるだけで、利益はマイナス。百害あって一利なしと、知人は申しておりました。

結果、乗り換えキャンペーンのキャッシュバックと毎月の利用料で、収支がトントンになるケースもお。もう少し早く知っていれば、管理人にとってもブログの良いネタになったのですが、すでに時は遅い気がします。

FXで口座開設で良いのでは？

以上のように、スマコジ活動の紹介をしてみた一方、その手法の終焉についても触れてみました。個人的に、これまでは利益の大きい裏技であったかもしれませんが、さすがに影響力の大きい企業からお金をせしめるという手法は、長くは続かないと思います。

しかし、同様の手法はいまだ存在します。FXの口座開設でキャッシュバックをもらう方法です。

参考記事：FXの口座開設でキャッシュバック

簡単に言うと、ハピタスを使ったポイントバックを利用した方法です。FXのディーラーというのは、顧客を集めるために、広告料を広告業者にばらまいています。ポイントサイトというのは、その広告料の一部を利用者に還元します。

この還元額が大変高額です。大体、8,000～15,000円というところでしょうか。当然、FX取引をして利用実績を作らねばならない訳ではありますが、その手数料を差し引いても、多くの利益が残る広告があります。

CMで話題のSBI証券やDMM FXあたりは、ネット広告も打っていて、優良案件です。利益を上げる手法の詳細は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事：FXの口座開設でキャッシュバック

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