1.10月のトレード結果日経平均は、10月9日から5連騰。
先月の記事に書いたシナリオ1が当たった形で、大幅上昇がありました。
うまく勢いに乗ることができた人は、かなりの利益になったのではないでしょうか。
かく言う私も、今月は結構な勝率を上げました。
ざっくり、以下のような感じです。
勝率は、7勝3敗3引分。
かなり良い方です。
もっとも、後半のストンと下げた所で、致し方なしに利益確定をした形です。
勝率の割には儲かってないなあというのが、本音です。
2.一目均衡表で振り返る今月の相場(1)新規建ての日
一目均衡表を見ている人は、今月の相場は分かりやすかったのではないでしょうか。
ポイントは10月9日です。
この日に日経平均の大幅な上昇があったため、遅行線が上向きました。
これにより、大幅上昇のサインが点灯し、新規建てのタイミングが生まれました。
私もこの日に仕込んでいます。
このように、遅行線がローソク足にぶつかるときは、大きく動くことがあるのです。
詳しくは、先月の記事をご覧下さい。
その後は、ご存知の5連騰。
日経平均は大きく押し上げられました。
どこまでホールドするか悩ましいところです。
(2)決済のポイント
決済の第一ポイントは、下図の丸印の所です。
一目均衡表的には、遅行線が踊り場を迎えた所です。
当時は、この辺りで調整があるかもしれないと考えた局面です。
結果的には、10月23日の大幅下落を迎えて調整局面へと入りました。
この辺りで一旦決済するのが無難なトレードでしょう。
実際、2日後の週最終日(10/25)には、再び大きく下落しています。
(3)ファンダメンタル的な分析
10/23日の大幅下落は、「理由なき下落」などと言われています。
実際は、海外の日経平均先物で売り浴びせがあったことが発端です。
それに巻き込まれて、現物も売られる形になりました。
日本株の高値感があるのか、最近では利益確定売りが簡単に行なわれます。
イベント的にも、企業決算が相次ぐ時期です。
企業決算はブラックボックスです。
入念な下調べがなければ、吉と出るか凶と出るか分かりません。
短期トレード派は、一旦決済して様子を見たいところです。
以上のような相場観に基づき、私は全て決済しました。
今は建て玉を持っていません。
3.一目均衡表で練る来月の戦略注目すべき箇所は、下図の丸印×2です。
まず、ローソク足は雲を突き抜けず、雲の上辺で踏みとどまりました。
これだけ見ると、なかなか底は固そうです。
しかし、遅行線の方はと見ると、過去のローソク足を下に突き抜けてしまいました。
これにより、一旦、上昇サイクルは終わったと考えます。
両者矛盾したサインが出ていて、しばらくはぐずぐずした展開になりそうです。
底が固そうなので、下げたところで逆張りが効きそうです。
逆に、上昇したからといって下手に買うと、高値掴みして悶々とするかもしれません。
個人的には、11月の2週頃まで様子見しようと思っています。
その頃を過ぎれば、大きな動きがありそうです。
例のごとく、遅行線と過去のローソク足がぶつかるポイントがくるからです。
方向としては、また上昇かなあ?くらいの気持ちでいます。
ローソク足のすきまから、遅行線がひょっこり頭を出すのではないかと。
いずれにせよ、動きがあるまで参加は見送ります。
以上、10月の株式日記でした。
なんだかんだで、この日記を始めて一周年です。
記事の書き方、うまくなってるでしょうか?
そろそろ、まとめのページを作ろうと画策中です。
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