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2月の相場アノマリーと株式日記
本日は、2014年2月15日です。
先月の下落の流れを続ける株式相場。 管理人は、もうノーポジションです。 2月は儲けが出ませんでした。
2月ははっきりいって難しい月です。 今回は、そんな2月のアノマリーを日記として書いてみました。
- 2月の日経平均の動き
- 2月のアノマリー
- 2月の株主優待
- 今後の戦略
2月の日経平均の動き
まずは、ここまでの株価の動きをおさらいしましょう。
上記は、2月14日終了時点の日経平均チャートです。
ニュース等でみなさんご存知の通り、日経平均は1月の末から大幅な下落が続きました。ポイントは1/23辺りで、この日を境に25日平均線を下回っています。
25日平均線は、上昇or下落周期の境になることが多々あります。 今回もその傾向に習って、日経平均は下落周期に転じました。
管理人は基本的に買いのスタンスが得意です。1/23日までも、買いで臨んでいました。しかし、雲行き怪しく、この翌日に一部の銘柄で空売りをいくらか建てています。 結果、なんとか収支トントンにまで持ち込んでいます。
2月というのは、毎年、正直言って難しい月です。 以降には、そのカラクリを説明したいと思います。
2月相場のアノマリー
例年、2月というのは、相場で波乱が起きる傾向があります。 今年であれば日経平均の暴落ですし、昨年2013年はユーロの暴落がありました。
そのアノマリーを作っているのは、3月決算に向けた外資勢の攻防です。
3月には、日本でも世界でも、投資期間の決算月です。 そのため、ヘッジファンドはポジション解消やドレッシング買いなど、決算を意識した行動を取ります。 ドレッシング買いが重なれば余計に株高となりますし、ポジション解消となれば売りが売りを呼びます。 また、年によっては、欧米と中東のファンドの間で方針の食い違い、売買のせめぎあいが展開されたりとします。
結果、2月の相場は株も為替も、波乱を含む展開がたびたび起こります。 チャートのトレンドやそれまでの流れも崩れるため、個人投資家にとっては、非常にやり辛い相場です。
2月の株主優待
さて、波乱含みの2月の相場ですが、個人投資家にとっては嬉しいイベントもあります。株主優待です。
2月は、卸売業の株主優待が相次ぎます。生活に身近な業種の優待が多いのです。3月に次いで株主優待が多い月でもあります。
例えば、私が目を付けているのがマルエツ(8178)です。 株主優待の内容は、割引券or米です。選ぶことができます。
それだけでも嬉しいのですが、さらにオプションがあります。 長期優待です。 2期以上継続して株式を保有していれば、カタログギフトがおまけでもらえます。
株主優待に人気があるせいか、また徐々に株価が戻りつつあります。
今後の戦略
以上の通り、2月の相場は難しい所です。 正直、差益を出せる見込みはないと思っています。 現在、管理人は優待銘柄しか持っていません。
しかし、3月には企業決算が相次ぎます。 投資期間の配当取りや、個人の株主優待取りなどで、また株高となるのでは？と目論んでいます。
そこで、ここからの戦略として、以下の2パターンを考えています。
- PERの安い東証一部銘柄を仕込む
- 2月の株主優待ゲットからの3月銘柄狙い
前者の方が高い利益を見込むことができるので、優先的に実施するつもりではいます。 ただ、儲けがでるかどうかは市場の見極めに掛かっているので、新規建てするかどうかは相場次第です。
後者はなかなか無難な選択肢です。 優待のアノマリーがある3月銘柄を狙っていけば、そこそこ利益は出そうです。 銘柄としては、スターバックス(2712)、ゲオホールディングス(2681)、コロワイド(7616)、カゴメ(2811)といったところでしょうか。
そんな感じで、2月の株式日記でした。
ちなみに、現在企画中の新サイト。 毎月のアノマリーを紹介したら人気がでますかね？
アノマリーのページを作ろうかと考えています。
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