1.選挙が与える影響基本的に、
株高になるとの予想が多く出ています。
実際、ここ1ヶ月、阿部総裁の
金融緩和に対する発言で円安が進行。
同時に、円高に悩んでいた日本企業の株が大幅に回復しました。
そのため、
輸出業に顕著に株高が見られました。
この一週間、アナリストの多くは、今後、日経平均10,000円を目標とする予想が多いようです。
先週末終値が、およそ9700円ですので、まだ上昇の余地があるということです。
さらに、現在、自民圧勝のニュースが報じられています。
アベノミクスの実現が強く期待され、さらに株価を押し上げるとの見方がされています。
その資本の多くは、
海外勢のようです。
例年、この時期は海外勢のクリスマス休暇で、売買は縮小します。
しかし、今年は米国の
財政の崖問題が予断を許さない状況にあります。
個人的な考えではありますが、まだ投資家の多くは
活動中なのではないでしょうか。
為替取引のボラリティーもさほど低下していないように思います。
このようなことから、今年は、年内はまだ株価上昇が続くというのが個人的な見解です。
そのため、私は買いのスタンスで臨みたいと思います。
可能であれば、来年度に持ち越しができればいいなと思います。
もっとも、クリスマスの利益確定売りが、ひとつの山になりますが。
2.注目する分野と銘柄金融緩和による円安の恩恵を受ける分野に期待します。
具体的には、輸出企業である、
電機・機械・輸送機器が対象です。
特に電機は、長らく円高による低迷を続けていたので、上昇余地がありそうです。
個人的には、これらの分野でスクリーニングをかけました。
もう一つ考えうるのが、
公共事業を扱う土木建築の分野です。
金融緩和策の一つとして、公共事業の拡大が提案されています。
先日のトンネル事故に見られるように、日本のインフラは老朽化が問題となっています。
道路関係を主として、公共工事に絡む事業に、金融緩和の恩恵があるのではないでしょうか。
このようなことを考えながら、私が選んだ銘柄は以下のものです。
（画像：SBI証券）
新明和工業は、ダンプやトラックなどを扱う輸送機器メーカーです。
輸送機器メーカーであり、なおかつ公共事業の恩恵も受ける訳です。
しかも、PBRがいまだ1倍を下回っていますので、割安感があります。
上昇余地は、大きいのではないかと考えています。
パイオニアは、電機メーカーの一角として抑えました。
他の大手電機メーカーでもよかったのですが、既に株価が上昇しているので、高値掴みが怖かったのです。
その点、ある程度、割安感があり、なおかつ円安の影響を受けることができる銘柄を選びました。
株価推移からも、下値は固いのではないかと思います。
※あくまで、個人的な見解にすぎません。
特定銘柄の取引を推奨するものではないことを、ご理解ください。
3.ＩＰＯ抽選結果ちなみにですが、12月のIPOはまったく、当選していません。
（画像：SBI証券）
なんだか、
IPOチャレンジポイントばかりが増えていきます。
来年あたり、手堅い銘柄で、パーっと使いたいと思います。
以上、個人的な予想を混ぜながら、選挙の影響を考えてみました。
日本の景気、よくなるといいですね。
新政権に期待しましょう。
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