みなさん、コンビニで買い物してますか？
前回の記事では、コンビニのポイントサービスとクレジットカードを組み合わせた、ポイント２重取り・３重取りの方法をご紹介しました。
ですが、この方法、後述するように問題点があります。
そこで、今回はもっと便利な方法をご紹介したいと思います。
ここまでのあらすじは前回の記事を参照してください。
今回の内容は以下の通りです。
1.電子マネーの弊害
2.ＱＵＯカードの購入
3.プロの技：漢方スタイルクラブカード+nanaco+ＱＵＯカード
1.電子マネーの弊害
さて、前回の記事ではＥｄｙのような電子マネーをクレジットカードでチャージする方法をご紹介しました。
この方法、ここまで書いた限りはお得なように見えます。
しかし、実はごく限られた条件でしか使えない手段であり、弊害もあります。
具体的な問題点は、以下の通りです。
電子マネーをクレジットカードでチャージする方法の弊害
×コンビニに合わせたカードを全て持ちあるかねばならない。
ローソンならＰｏｎｔａカード+Ｅｄｙ、セブンイレブンならnanaco、サークルＫ・サンクスならカルワザクラブ+Ｅｄｙ、ファミリーマートならＴカード+Ｅｄｙが必要です。
どこのコンビニでもポイントサービスの恩恵を受けるには、このカードを全部持ち歩かねばなりません。
これだけのカードを入れると、もうお財布はパンパンです。
×セブンイレブンのサービスプログラムはnanacoしかない。
セブンイレブンのポイント還元プログラムはnanacoだけです。
Ｅｄｙも使うことはできますが、nanacoポイントと同時に貯めることはできません。
nanacoで貯めるか、Ｅｄｙで貯めるか悩ましい所です。
どっちつかずだと、ポイントを集中的に貯めることができません。
×Ｅｄｙやnanacoのチャージに使えるクレジットカードは限られている。
例えばnanacoの場合、チャージに使うことができるカードは、セブンカードやアイワイカードなど、一部のクレジットカードに限られます。
⇒nanacoのチャージに使えるカード
http://www.nanaco-net.jp/service/crecha_cards.html
Ｅｄｙも同様です。
チャージに利用できるカードはあまりありません。
⇒楽天Ｅｄｙのチャージに使えるカード（公式）
http://www.rakuten-edy.co.jp/howto/charge/credit/registration.html
ここでの落とし穴は、チャージできても、クレジットカードのポイントが付かないカードがあることです。
特に罠とも思えるのが、楽天カードです。
なんと、楽天カードによる楽天Ｅｄｙのチャージは、カードポイントがつかなかったりします。
⇒楽天Ｅｄｙのチャージでポイントが付くカード・付かないカード（他サイト）
http://creditcard.e-ocean.biz/edy/
さてはて、気軽にふらっと立ち寄りたいコンビニで、わざわざたくさんのカードを持ち歩くことは、果たして楽なことでしょうか。
ポイントカードを増やすと貯めるポイントが分散してしまうのも難点です。
セブンイレブンではＥｄｙで支払う場合はポイントが付きませんし、他のコンビニではnanacoで支払うことができません。
結果、なかなか最低交換可能ポイントに到達しません。
その点、持ち歩く電子マネーを一つに絞り、ポイントを集中的に貯める方法が必要です。
そこでご紹介するのが、次章のプロの技です。
2.ＱＵＯカードの購入
コンビニでカードのポイントを貯めつつ、どこの店舗でも使える方法をご紹介します。
結論から言えば、
漢方スタイルクラブカード+nanacoチャージ+ＱＵＯカード購入
が最強です。
漢方スタイルクラブカードは、還元率1.75％を誇る優秀なカードです。
詳しくは、以前の記事を参照してください。
①ＱＵＯカード
ＱＵＯカード？と、思われるかもしれません。
実は、ＱＵＯカードは5000円以上のものは、プレミアが付くのです。
10000万円のＱＵＯカードなら、10180円分利用可能です。
還元率1.8％です。
しかも、どこのコンビニでも使えます。
ただ、クレジットカードでＱＵＯカードを購入することはできません。
そのため、一見、クレジットカード+ＱＵＯカードの組合せは不可能なように思えます。
しかし、あるのです。裏技が。
答えは、nanacoにありました。
②nanacoによるＱＵＯカードの購入
nanacoは、セブンイレブンで使えます。
セブンイレブンではQUOカードが売っています。
そして、セブンイレブンではnanacoでＱＵＯカードが購入可能なのです。
⇒セブンイレブンのnanacoで購入可能な商品一覧（公式）
http://www.sej.co.jp/services/cash_01.html
※ただ、さすがにnanacoのポイントは付きません。
QUOカードはタバコや切手と同じ扱いです。
それでも、クレジットカードポイント0.5％～+ＱＵＯカード1.8％の２重取りが可能です。
③漢方スタイルクラブカード+nanacoの組合せ
最後のポイントは、漢方スタイルクラブカードを使うことです。
漢方スタイルカードは、先日の記事でも紹介した高還元ポイントサービスのあるクレジットカードです。
還元率1.75％～2.00％と大変お得なカードです。
この漢方スタイルクラブカードには、ＶＩＳＡとＪＣＢブランドがあります。
以前は、ＪＣＢブランドの方だけが、nanacoのチャージに対応していました。
ところが、本日2012年2月1日より、ＶＩＳＡブランドでもnanacoのチャージができるようになったのです。
これで、漢方スタイルクラブカードの高還元率と電子マネーnanacoの便利さの両方の恩恵を受けることができるようになりました。
前述のように、nanacoは一部のクレジットカードでのみチャージが可能です。
そのクレジットカード中で還元率の高い漢方スタイルクラブカードは、ますます持つべき一枚になったと考えます。
例：nanaco+漢方スタイルクラブカードの組合せ
漢方スタイルクラブカードでnanacoをチャージ（還元率1.75％～2.00％）
電子マネーnanacoで買い物（還元率1%）
⇒計：2.75％～3.00％のポイント還元
nanacoはイトーヨーカドーやデニーズでも利用可能です。
よく利用される方には、この方法だけでもオススメです。
3.プロの技：漢方スタイルクラブカード+nanaco+ＱＵＯカード
さて、前述の①～③を組合せた場合を考えてみましょう。
結論は先に書きましたが、この方法により前章で書いた問題が一気に解消するのです。
詳細は以下の通りです。
nanaco+漢方スタイルクラブカード+ＱＵＯカードの組み合わせ
○手順：
漢方スタイルクラブカード＆nanacoを作る。
⇒漢方スタイルクラブカードからnanacoのチャージを行なう。
⇒セブンイレブンに行って、nanacoでＱＵＯカードを買う。
⇒ＱＵＯカードで、どこのコンビニでも買い物ができる。
○還元率：
漢方スタイルカード1.75％～2.00％+nanaco（0％）+ＱＵＯカード1.80％
計：3.55％～3.80％
（参考：楽天Ｅｄｙ1％+クレジットカード0.5％+Ｐｏｎｔａポイント1％で計2.5％）
○メリット：
何よりも還元率が高い。
どこのコンビニでも使える。
ＱＵＯカードはコンビニ以外でも使えるお店が多い。
多くのカードを持ち歩かなくて良い。
電子マネーnanacoはＱＵＯカードの購入時だけあればＯＫ。
同じくnanacoはお財布携帯でカードも不要。デポジットも不要。
さらにＰｏｎｔａカードやＴカード提示でポイントをもらうことも可能。
これでたくさんのカードを持ち歩かなくても、コンビニの買い物はＱＵＯカード一枚で済みます。
ＱＵＯカードで買い物するのは、セブンイレブンでもファミリーマートでも構いません。
どこのコンビニでも使えます。
クレジットカードとＱＵＯカードでポイント還元を受けることができるので、どこのコンビニで使っても、一番お得なのです。
もちろん、ＰｏｎｔａカードやＴカードを提示してポイントをもらうことも可能です。
その場合は、さらに+1％お得になります。
以上、コンビニで節約するためのプロの技をご紹介しました。
個人的には、カードをたくさん持ち歩かなくて良い点が気に入っています。
当然、nanacoもカードではなく、お財布携帯に登録しています。
私の場合、コンビニは節約のためにあまり行かないのですが、それでも週刊誌を買う場合は、本屋で買うよりこの方法の方がお得です。
と、ここまであたかも自分で発見したかのように書きましたが、元ネタは日経Ｔｒｅｎｄｙに書いてありました。
情報は大切ですね。
2013.11.8追記 まとめをUPしました。
→記事：コンビニでお得に買い物まとめ＋α｜お金の貯め方を考えるブログ
漢方スタイルカードの申し込みもハピタス経由がオススメです。