掃除用具の節約で活躍するのが、
100円ショップです。
基本的に、安く買えるものが安く買えます。
しかし、安いからといって、安易に購入してはいけません。
ものによっては、100円ショップで買うと、安物買いの銭失いになってしまうものもあります。
1.洗剤 基本的には、各ご家庭で食器なら
食器用洗剤、風呂場なら
風呂場用洗剤を使ってらっしゃるかと思います。
この洗剤、
代用品で安く済ませることができます。
代用するのは、①重曹、②クエン酸、③アンモニア水です。
どれも、100円そこそこで買えます。
①重曹重曹は、弱アルカリ性の薬剤です。
酸性の汚れや
油汚れをよく落とします。
毒性はありません。
このため、
食器用をはじめとして、
オールマイティーに使えます。
特に、鍋のコゲを落とす場合です。
焦げて黒くなってしまった鍋があるなら、重曹を溶かした汁を入れて煮るとよいです。
重曹には、
還元性があります。
このため、コゲの酸化膜を還元してくれる作用があります。
他にも、
窓拭きなんかに使えます。
窓専用スプレーなんて買うと、2~300円はします。
そこで、重曹を使い回ししましょう。
きっちり、水垢をとってくれます。
②クエン酸クエン酸は、レモンなどに含まれる酸性の成分です。
食品としても売っていることがありますが、ここでは100円均一で掃除用のものを買います。
その用途は、
お風呂場の掃除です。
お風呂場の
水垢やせっけんかすは、専用洗剤でもなかなか落ちません。
そこで、クエン酸を使います。
クエン酸の酸性は、脂肪分の分解に活躍します。
お風呂専用洗剤で落ちない水垢が落ちることがあります。
ちょっと高くなりますが、同じ酸性の
お酢でも代用ができます。
③アンモニア水これは、
壁紙の汚れ落としに使います。
壁紙は、洗剤でゴシゴシ洗うと痛んでしまう恐れがあります。
そこで、アンモニア水を含んだ雑巾で水拭きします。
これだけで、下地の色が戻ります。
100円ショップだと、扱っていない店もあるようです。
その場合は、
薬局に行くと必ず置いてあります。
2.雑巾・ダスター昔は、雑巾といえば
バスタオルの最終用途だったのですが、最近では雑巾を縫うご家庭も少なくなったようです。
特に、私も雑巾を縫うことはしませんが、節約される方にはオススメです。
使い古したバスタオルを適度な大きさに切り、2枚に重ねてバッテンに縫えば雑巾の完成です。
雑巾・ダスターは
100円均一にも売っています。
小学校で使うための丈夫なものですと、1枚100円です。
ただ、基本的には3枚100円程度のものがいいでしょう。
逆に、スーパー等で買うと、若干お値段が上がります。
3.ハタキ・ホコリ取りハタキは基本的に、100円ショップで買ってはいけません。というのも、ハタキ部の樹脂が
劣化して、すぐに使えなくなるからです。
100円均一のハタキは、あまり品質がよろしくありません。
消耗品ではないので、
ホームセンターなどでしっかりしたものを買いましょう。
PC用のホコリ取りも同様です。
私がコレまで買った100円均一のホコリ取りは、ハズレが多々ありました。
繊維がすぐに劣化してしまうのです。
結局、今ではホームセンターで買ったものを使っています。
これもしっかりしたものを使いたいものです。
4.ガムテープ、ひも、マジックなど大物を捨てる時には、これらが活躍します。
基本、
消耗品ですので100円ショップで済ませましょう。
品質もそこそこ良いものが揃っています。
お店によっては、布テープや、クラフトテープも扱っています。
マジックも100円均一で買ってOKです。
しかし、ボールペンはやめておきましょう。
インクが固化して、すぐに使えなくなってしまいます。
ボールペンは文房具屋等で買った方が、結果的にお得です。
以上、こまごまとした掃除の節約術でした。
100円ショップに行くと、ついつい必要のないものも買ってしまいがちです。
買って良いもの、悪いものをあらかじめ覚えておきたいものです。
ネットショッピングは
ハピタス経由がオススメです。