転職活動に必要な期間
みなさんは、転職にはどれくらいの期間が必要だと思われますか? そして、転職活動では何をすれば良いのか、ご存知でしょうか?
転職活動では、おおよそ3ヶ月の期間が必要だと言われています。 転職を考えるくらいですから「いますぐ辞めたい」が本音ではありますが、転職というハードルを越えるには、やるべきことがいくつかあります。
今回の記事では、その転職活動3ヶ月の間にやるべきことと、そのポイントを解説したいと思います。
- 転職を決めてから次の会社に移るまでの期間
- 職務経歴書の記載が最初の山
- 書類選考から面接まで
- 転職活動短縮のポイント
転職を決めてから次の会社に移るまで
まず、転職活動の期間とやるべきことを整理してみましょう。 一般的なケースでは、おおよそ以下の表の通りになります。
転職期間 計3ヵ月 | 0.5ヵ月 | 活動開始 |
転職理由や希望職種を整理する | ||
これまでのキャリア棚卸し | ||
転職先を探す・応募書類作成 | ||
応募 | ||
1ヵ月 | 書類選考合否判定 | |
1次面接 | ||
面接合否判定 | ||
2次面接 | ||
内定 | ||
1.5ヵ月 | 退職の意思表明 | |
退職 | ||
転職先へ入社 |
転職を始めてから次の会社に移るまで、おおよそ3ヵ月が一般的に必要とされる期間です。
その3ヵ月の期間は、次の3つのフェーズに分けられます。
- 書類作成・応募の期間
- 採用面接の期間
- 退職活動の期間
以下には、それぞれのフェーズで必要となる活動内容を解説していきます。
職務経歴書の記載が最初の山場
転職を決めたら、最初の目標は応募書類を作ることです。 応募書類は、履歴書の他に職務経歴書というものが必要になります。 職務経歴書には、自分がこれまで携わってきた仕事の内容とアピールするスキルを書きます。
職務経歴書を書くために必要なのが、キャリアの棚卸しです。 「棚卸し」というのは、確認作業です。 これまでの自分の仕事の内容や部署異動の時期、他社に通用するスキルを確認する作業をするのです。
実は、この職務経歴書が転職活動では重要なポイントを占めます。 書類選考は当然のこと、面接でも面接官は職務経歴書を見ながら面接を進めます。 逆に言えば、職務経歴書で自分の実力を100%アピールすることができれば、転職活動の半分は終わったも当然と言えます。
同時に、書類の骨子ができたら、転職先を探します。 このとき、応募先が求めるスキル・人物像に合わせて、自分のアピールポイントも変える必要があります。 記載内容を見直したり、分量の振り分けを変えたりと、職務経歴書をカスタマイズするのです。 そうすることで、応募先のニーズとマッチしやすくなります。
上記の通り、職務経歴書を含めて、応募書類の作成には相応の時間がかかります。 ざっと見積もって、2週間くらいは必要でしょう。
書類選考から面接まで
転職先に応募し、見事、書類選考を通過すれば、次は面接です。
多くの企業では、通常、最低2回の面接があります。 人事面接と現場面接です。
人事面接では、企業は応募者の人物像を探ります。 と言っても、それほど厳しい選考ではありません。 詰まるところ、企業のお偉いさんや現場の重役に会わせてよい人物であるかどうかを判断したいのです。 多少の企業研究と志望動機の整理、そしてビジネスマナーを身につけていれば受かるでしょう。
むしろ、中途採用では現場面接の方が重要です。 こちらでは、面接を通じて、しっかりスキルの有無を確認されます。 応募先の企業がどのようなスキルを求めているかを確認し、滞りなく質疑応答に答えられるだけの知識が必要です。。 こればっかりは一夜漬けで身に着けることはできません。 純粋に、応募の段階で、スキルマッチがうまくいっていたかどうかという点に掛かっています。
場合によっては、最後に3次面接がありますが、これは意思確認のための面接です。 入社後の待遇や、仕事の環境を摺り合わせる場で、あまり落ちることはないようです。
上記の一連の面接は、意外と短い期間で終わります。 面接2回で、ざっと1ヵ月というところでしょうか。 うまく応募先と調整して、自分のペースで進めたいところです。
退職を決めたら有給を取ろう
さて、内定を無事にもらい、待遇や給料に納得できたら退職活動を開始します。
退職活動のポイントは、いかに自分の予定通りスケジュールを組むことができるかどうかという点です。 大体の場合、退職⇒即入社ということにはならず、休職期間が生じます。
お金の面で言えば、この休職期間は無給期間です。 余裕がない人は、できるだけ空けたくない所です。 この点、手持ちの有給休暇を活用しましょう。 労働基準法では、労働者の有給取得の権利を認めています。 すでに、辞めると決めた会社ですので、他の同僚とのシガラミもなくなります。 ここは強気に出てよいところです。
とは言うものの、引継ぎや引越し準備で何かと忙しい時期です。 余裕を見れば、1.5ヶ月程度は欲しいところです。 業務の引継ぎと金銭的余裕、新天地への移住の準備のバランスを考えてスケジュールを組み、可能な限り自分の予定が通るように、会社と都合をつけましょう。
転職活動短縮のポイント
以上、転職活動に必要な期間とポイントを解説しましたが、当然、短縮することも可能です。
例えば、書類作成はやり方次第で如何様にも短くすることができます。 管理人の場合、過去の転職活動の書類をベースにすることで、時間短縮をすることができました。 そうでなくとも、最近では、転職サイトが職務経歴書のテンプレートを用意しています。これを活用すれば時間短縮が可能です。
面接の予定もスケジュールの調整次第で短くなります。 さらに、転職市場が活性化している最近では、面接の回数を減らして、応募者に逃げられないようにする企業も増えています。 管理人の今回の転職活動でも、わざわざ面接1回で良いと提案してくれる企業が複数ありました。
退職活動でも、前述の通り、有給をうまく使うことができれば、事実上のバカンスを取ってから次の会社に移ることができます。 少なくとも、内定先企業にしてみれば「1日でも早く来て欲しい」が本音なので、休職期間を短くしたい分には何の支障もありません。
以上、転職活動のざっくりした流れとポイントをご紹介してみました。
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