株主優待のタダ取り(逆日歩で失敗編)|お金の貯め方を考えるブログ
みなさん、株主優待タダでゲットしてますか?
ツナギ売りしてますか?
しかし、ツナギ売りでは信用売りをする必要があります。
ただ、信用売りで痛いのが、逆日歩です。
ちょうど、先月末(2012.10)に優待タダ取りを狙った所、逆日歩がついて失敗してしまったのでご紹介しましょう。
逆日歩のリスクや、株主優待のタダ取りについては、以前の記事を参考にしてください。
逆日歩がついてしまったのは、以下の銘柄です。
7640 トップカルチャー
書籍・レンタルDVDのTSUTAYAを経営する会社。
株主優待は、レンタル優待券2000円分or図書カード1000円分
逆日歩はトータル1800円でした(泣)。
それでも、レンタル優待券をもらえば、トントンです。
トントンかぁ・・・(遠い目
さて、気を取り直して、株価データから、経緯を見ていきましょう。
まず、優待権利確定日前後のチャートです。
権利落ち日の10/27に、株価が急落しています。
つなぎ売りをしていなければ5000円(300株)ほどの損失でした。
急落の理由は、権利落ちによる決済売りだそうです(ソースは日経)。
さらに、信用残数のデータを見ていきましょう(同じく日経)。
日付 | 逆日歩(円) | 貸株残(株) | 融資残(株) | コメント |
---|---|---|---|---|
10/24(水) | 0.05 | 83,900 | 16,400 | まだ[信用売り残<信用買い残]。 |
10/25(木) | 0.05 | 155,800 | 7,600 | この日に信用売りが逆転。 |
10/26(金)権利確定日 | 6.00 | 355,600 | 6,900 | 信用残が倍増。逆日歩発生。 |
10/29(月)権利落ち日 | 1.50 | 132,400 | 11,000 | 決済売りで株価急落。信用残低下。 |
権利確定日をまたいで、貸株=信用売りが倍増しました。
倍増の理由は、権利落ち日の下落を狙った売り浴びせでしょう。
さすがに逆日歩がついて、次の日には元の水準に戻っています。
ここから、失敗の原因は、以下のものが考えられます。
・銘柄の株主優待が有名すぎた(売り方に狙われた)。
・たくさんの人が優待タダ取りのつなぎ売り。みんなで逆日歩くらった。
・忙しさにかまけて、確定日前の貸借情報を追っていなかった。
ひとえに、有名な株主優待に需要が殺到したせいであるといえます。
“オススメされる株主優待には気をつけろ!”
こんなところでしょうか。
雑誌やサイトで紹介されている人気銘柄には、気をつける必要がありそうです。
ちなみに、資金に余裕があったので、他の銘柄もタダ取り狙っていきました。
10月の優待銘柄
・パーク24(タイムズ駐車場チケット2000円分)
・東建コーポレーション(3000円相当ギフトセット)
・泉州電業(図書カード1000円分)
これらの銘柄は、逆日歩なしで済みました。
おかげで、トータルでは黒字です。
株主優待タダ取りが広まりつつある昨今、ある程度のポートフォリオも必要かもしれません。
以上、逆日歩がついた失敗例でした。
ところで、株式の記事は、どうもみなさんに人気があるようです。
今後、機をみて書いていきたいと思います。
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