株主優待のタダ取り(1/2)|お金の貯め方を考えるブログ
近年、長引く不況で、なかなか株価も上がらず、利益を出すことも難しくなっています。
そこで、今回は株価の変動がなくても、株の恩恵を受ける方法・・・
ズバリ、株主優待のタダ取りについて紹介します。
株を取得すると、ほとんどの企業は出資の見返りとして、株主に利益を還元します。
そのひとつが、株主優待です。
その企業独自の製品・サービスを含むプレゼントを企業からもらえます。
具体的には、ギフトセットや食事券、QUOカード・図書カード、果てはお米や焼酎まで、様々なものがあります。
この株主優待、ある程度の資金があれば、ほぼノーリスクで手に入れることができます。
すでにご存知の方もいると思います。
ここでは、私のノウハウ含めて、やり方を紹介します。
株主優待タダ取りの方法
必要条件 | 信用売りができる証券会社の口座開設 |
必要資金 | 50万円程度 |
必要経費 | 10円~500円程度 |
獲得利益 | 最低でも1000円相当のQUOカードなど。狙うのは、もっと↑。 |
おおまかな流れは、以下の通りです。
①狙い目となる株主優待を探す。
②株が、信用売り可能であることを確認する。
③信用売り可能であるか検討する。
④株の現物買いと信用売りを両建てする。
⑤権利落ち日を迎えた後に、決済する。
詳細を見ていきましょう。
①狙い目となる株主優待を探す。
まずは、気になる株主優待の銘柄を探していきます。
お役立ちHP:
株主優待を選ぶときは、できるだけ少ない資金で、大きなゲインを狙いたいものです。
私は、次のHPを参考にしています。
→株主優待ランキング
権利確定日:
株主優待を受けるためには、その権利確定日に株を保有しておく必要があります。
毎月、どこかの企業の株主優待があります
現在の月の月末を狙っていくのがいいでしょう。
権利確定日は、多くの場合、次の末日から3営業日前です(そうでない企業もあります)。
その日までに行動に移す計画を立てます。
企業のHPを参照:
株主優待の詳細は、企業のHPにアクセスして確認すると確実です。
狙い目となる企業のIR情報を見て、権利確定日や必要株数を確認しておきましょう。
②株が、信用売り可能であることを確認する。
信用売りによるリスクヘッジ(ツナギ売り):
後述するように、建玉を”買い”と”売り”の両建てにします。
つまり、現物株式を取得すると同時に、同じ量だけ信用売りをするのです。
その理由は、リスクヘッジです。
株主優待をもらっても、株価が下がってしまっては、差益損がでてしまう可能性があります。
というより、まず下がると思っていいでしょう。
というのも、株主優待の権利落ち日を迎えると、それを機に売ってもいいと思うひとが多いからです。
必然、株価は下がります。
特に、9月、12月は特に顕著です。
このため、買い建てだけで株主優待を狙っていくと、損をしてしまいます。
これを、信用売りでヘッジします。
いわゆる、“ツナギ売り”と呼ばれる方法です。
信用売りは、株価が下がると利益になります。
このため、保有株式の価格が下がっても、同じだけ信用売りをしておけば利益が出ます。
結果、損益は帳消しです。
このために、株の“買い”と“売り”を同時に行なうのです。
正しくは、売買手数料だけ損をしますので、それを上回る株主優待を選びます。
その売買手数料も、証券会社を選べば高くても0円~500円程度で済みます。
株主優待が、例え1000円のQUOカードでも、黒字です。
信用売りができる証券会社:
私が使っているのは、カブドットコム証券と松井証券です。
どちらも手数料が安いのが特徴です。
以下の長所で使い分けています。
証券会社 | 長所 | 手数料体系 |
---|---|---|
松井証券 | 一日の約定代金10万円以下は手数料無料 | ボックスレート(一日の約定代金で決まる) |
カブドットコム証券 | 信用売りできる銘柄が多数 | 約定額に比例 |
カブドットコム証券は、株主優待タダ取りの案内や銘柄情報を提供してくれます。
一方の松井証券も、10万円以下は手数料が魅力的です。
ここまでで、株主優待のタダ取りの概要を書きました。
長くなりましたので、次の記事に続きます。
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