立会い外分売・POの両建て戦略|お金の貯め方を考えるブログ
みなさん、こんばんわ。
”儲かりまっか?”
”ぼちぼちでんな”
みなさん、株儲かってますか?
私は、ぼちぼち儲けを出してます。
ぼちぼちでいいんです。
儲けが少なくとも、ローリスクで増やすに越したことはありません。
今回は、ローリスク戦略の一つ、立会い外分売・POの投資戦略をご紹介したいと思います。
まず、株式用語の説明からいきましょう。
立会い外分売:
大株主が株式を手放すと、大きな売りが入るわけですから、株価は大きく下落します。
しかし、せっかく育てた株なのに、利益を出すために株を下落させては元も子もありません。
そのため、大株主であるゆえに、株を売るに売れない状況があります。
その解決策の一つが、立会い外分売です。
建前上は、”市場に株を流して流動性を高める”ことを目的に掲げています。
大株主が株を手放したい際に、あらかじめ買い主を募って、株の変動を抑える仕組みです。
その代わり、買い主を募るために、数%のディスカウントをしてくれます(ここがポイント)。
我々、一般の投資家にとっては、ディスカウントのメリットがあるので、投資で有利といえます。
PO(公募売出):
会社が資本金を増やしたいときに、市場から投資家を募ります。
規模の大きくなった会社が、成長過程で行なうことが多いです。
ただやはり、企業メンバーが持ち株の利益を確定させたいなどの思惑があるようです。
まあ我々、投資家にとって重要なのはディスカウントをしてくれることです。
3~5%のディスカウント価格で株を購入することができます。
ただし、立会い外分売と違って抽選があります。
必ずしも購入できるとは限りません。
さらに、あらかじめ抽選への申し込み(ブックビルディングや需要申告)をしておく必要があります。
投資戦略
さて、ここからが具体的な戦略です。
うまくリスクヘッジして、株価の3~5%の利益を狙っていく方法です。
50万円程度の資金が必要ですが、5~8000円程度の利益をローリスクで狙っていけます。
リスク分析:
ディスカウント価格で買えるといっても、株価は変動します。
そのため、ディスカウント率を超える損をするかもしれません。
特に、株価を下げる要因として以下のものがあります。
立会い外分売→大きな売り圧力が生じる
PO→一株当たりの資産価値を薄める行為である
このため、損を出すリスクが残ってしまいます。
特に、立会い外分売では株価が下がるケースが多々あります。
リスクヘッジ:
このリスクをヘッジします。
具体的には、両建てです。
立会い外分売・POによる”買い”と、信用売りによる”売り”で、ディスカウント率だけ利益にします。
具体的には、下記の方法をとります。
立会い外分売と、POで少し手順が違います。
①立会い外分売のリスクヘッジ
上図のように、ディスカウント率だけきっちり利益をとっていきます。
手順は、以下の通りです。
①前日の大引けで”売り”を入れておきます。
②そして、引け後の立会い外分売で、現物の株を買います。
③翌日、下がってもディスカウント率だけ利益がでます。
例:ディスカウント率3%、100株、終値2000円→翌日1900円の場合
・信用売りの利益
→(2000-1900)円×100株=10000円の黒字
・現物株式の損
現物株式の購入価格→2000円×100株×97%=194,000円(最低必要な資金余力)
現物株式の損→194,000円-1900×100株=4000円の赤字
⇒差し引き損益=黒字-赤字
=6000円の黒字
②POのリスクヘッジ
立会い外分売と違い、購入前に”売り”をすると証券取引法の精神に触れます。
なぜ、”精神”なんて言い方をするかというと、実際問題はブラックではなくグレーゾーンの行為であるからです。
正直、それで逮捕とか聞いたことありません。
ただここでは、正攻法で購入後に売ることにします。
立会い外分売と違う点は、実態利益に多少のブレがでることです。
これは、PO購入価格と翌日の”売り”の価格に差が出るためです。
”売り”と”買い”の価格が厳密には一致しません。
それでも、両建てすることで、多少株価が下落しても利益がでます。
ただし、上記の方法にも制約があります。
何点か、注意すべき点をかきます。
リスクヘッジをするための制約:
①両建てするために、貸借銘柄でなければならない。
信用売りができる銘柄であること。
価格変動を予防するために、証券会社から売り制限がかかることもあります。
その場合は、通常売買で勝負するか、見逃すことになります。
②複数の証券会社に口座が必要。
現在、信用売りができる証券会社は限られています。
その証券会社が、狙った立会い外分売・POを扱うとは限りません。
私の場合:
立会い外分売が多い証券会社→SBI
信用売りができる証券会社→松井証券・かぶどっとこむ
その場合、複数の証券会社に口座を作っておく必要があります。
それに伴い、必要な資金も増えます。
③確実に買えるとは限らない。
立会い外分売もPOも確実に買えるとは限りません。
抽選に漏れた場合、当然、購入できません。
もし、抽選に外れると、両建てしたつもりが売っちゃったということになります。
そのため、その銘柄がどの程度、人気があるか見極めましょう。
人気があるなら、通常売買で株価の上昇を狙うのも手です。
④あまり大きな金額は動かせない。
③の理由で、必ずしも欲しい数だけ現物を買えるとは限りません。
せいぜい、2~3単元買えればいいトコでしょう。
一単元あたり、5000~8000円程度の利益ですので、あまり大きな利益は見込めません。
すこし難しい話となりました。
要は、ディスカウントがあるだけ有利なので、その有利を最大限に活かそうということです。
ローリスクでコツコツ増やしましょう。
以上、立会い外分売・POの投資戦略でした。
今なら、SBI証券の口座開設で4000円相当キャッシュバック。各社証券口座の開設は、ハピタス経由がオススメです。
→ハピタスはこれくらい儲かります
ハピタスへの登録は、下のバナーからどうぞ(登録無料)。 いまなら、紹介ポイントもらえます。
この記事をお気に召したら、1クリックだけお願いします。 ブログのランキング維持にご協力ください。 |
||
にほんブログ村 |
コメント 0