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  [増やす~FXノウハウ入門編]

FXの口座開設にマイナンバーが必要に

FX口座開設とマイナンバー制度.jpg

新年あけましておめでとうございます。2016年の年明けとなりました。

FXの口座開設に関して。2016年から変わったことと言えば、マイナンバー制度の施行でしょう。実は、FX口座や株式口座の開設に伴ってマイナンバーの届けが必要になったようなんです。先日、新たにFX口座を開設しようと思ったら、届け出が必要な旨が通知されていて気づきました。

では、個人の方が口座開設で気を付けるべきは何でしょう。今回は、口座開設のキャッシュバックと絡めて、マイナンバーで知っておきたいノウハウをご紹介していきます。

  1. マイナンバーの届け出義務
  2. 税額算出の根拠に
  3. キャッシュバックは年20万円まで
  4. 届け出ても会社にはばれない

マイナンバーの届け出義務

先日、FXの口座開設をおこないました。くりっく365の取引口座です。別のブログで綴っているトルコリラの取引条件が良いので、一丁詳しく調べてやるかという理由で口座開設を考えたのです。割のいいキャッシュバックももらえますしね。そのときに気づいたのが、以下の一文。

FX口座開設でマイナンバーが必要に.png

忘れていました。2015年に話題になったマイナンバーがとうとう施行されたのですね。画像でご覧の通り、後日にしろ、マイナンバーの届け出が必要との記載があります。

マイナンバーを届け出たからといって、キャッシュバックがもらえなくなったりすることはありません。ただ、口座開設をするにあたって主に税制上の知識は知っておく必要があると考えました。今回は、FXの口座開設とマイナンバーのお話です。

税額算出の根拠に

前述の通り、FXの口座開設でマイナンバーが必要になった訳ですが、FX会社が必要とする理由は何でしょう。答えは、課税の抜け漏れを防ぐためです。

以前から、FXというのは税金の扱いがあいまいな所がありました。まあ、利益が上がれば確定申告が必要な訳ですが、これって結構不慣れな人には敷居の高い作業なんですね。管理人も毎年四苦八苦しています。ただ、税務署も高額でない課税漏れは見逃している所があるらしく、なんだかんだで知らなくても問題が起きない人の方が多かったようです。

今回、マイナンバーの届け出が始まったことで、税務署はFXの利益をきっちり把握することができます。利益の申告漏れが起きると怖い人たちに怒られるリスクが高まった訳ですよ。これが法律施行で一番変わった点ですね。

ちなみに、マイナンバーの情報流出のリスクは低いと思います。なぜなら、情報流出してしまったFX会社には刑事罰が課せられますから。FX会社の方も好きでマイナンバーを集めている訳ではありませんし、刑事罰レベルのペナルティとなるとうっかり従業員の持ち出しもできません。個人情報保護の観点から見ると、ニュースで言われているほどリスクはないのではないかと考えています。

キャッシュバックは年20万円まで

ここで皆さんが気になる情報を。キャッシュバックの取り扱いです。従来、FXのキャッシュバックって税制の取り扱いが曖昧だったんですね。ただ、多くの会社は「調整金」の名目で利益に計上されます。基本的には課税の対象で、申告しても文句は言われません。ですが、当然、その分の儲けは減ってしまいます。

FXのキャッシュバックは税制上は「雑所得」に分類されます。一応の区分として、税制上のキャッシュバックの種類は以下のように分類されます。

  • FX口座に振り込まれる金額 → 課税の対象
  • 銀行口座に振り込まれる金額 → 課税の対象
  • ハピタスなどのポイント還元 → 取り扱いがあいまい

ただし例外があって、雑所得って20万円まで申告不要なんですね。つまり、事実上の非課税。さすがに20万円をキャッシュバックだけで捻出するのは難しいですから、FXはやらずにキャッシュバック狙いオンリーの人は気にとどめるだけでよさそうです。

いるんですよ?キャッシュバックだけで利益上げている人。

参考記事:管理人のハピタス通帳公開

届け出ても会社にはばれない

最後に、管理人のようなサラリーマンが心配しそうなネタをひとつ。FXという副業がマイナンバー制度の導入でばれないかという話です。結論から言うと、バレません。なぜなら、会社はこちらの納税の状況を把握していないからです。

マイナンバーをFX会社に知らせると、国税庁へは利益の状況が通達されます。会社に知らせたマイナンバーもまた、国税庁へ通達されます。しかし、行き先は国税庁への一方通行で、会社へ通達されることはないんです。

会社が代理で納付している住民税やら厚生年金の額が変わるようなこともありません。FX関係の利益は完全申告分離課税制ですので、FXの利益の分だけ自分で税金を納付していれば、決して会社に気づかれることはないんです。

まとめになりますが、マイナンバーの導入が始まったからと言って、個人の投資家に影響があるのは申し込みの手間が増えるくらいでしょう。結果として、管理人も気兼ねすることなく、口座解説に踏み切れました。ちなみにハピタスはマイナンバー通知不要ですよ。

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コメント 2

teln

お久しぶりですあけおめです(^。^;)。

マイナンバー面倒ですね。まだ猶予は長いでしょうが
銀行やら証券会社やらFX会社も金融機関には
全部届け出ないといけないのかと思うと…。
どうも画像アップロード式が主流になりそう?

FXのキャッシュバックは一時所得だという話もありますよね。
こちら、取引数や取引高に応じた継続的なものは雑所得、
口座開設や条件に応じた単発的なものは一時所得という
認識でおりましたが、各々税務署に確認したほうが
いいのかもでも受けた人によりけりだったりして…。
by teln (2016-01-18 01:11) 

quattroguts

キャッシュバックの扱いは、本当にあいまいですね。
というより、税法そのものが曖昧さを非常に残している感じです。

これはネット上の話ですが、非常に高額な納税を行っている人のトコロにはお役所の人が来るようですね。
うん千万とか追徴課税が来たとか来ないとか。
by quattroguts (2016-01-19 00:18) 

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