IPO資金のやりくり(資金拘束について)|お金の貯め方を考えるブログ
みなさん、IPO申し込んでますか?
当たるとでかいIPOですが、資金拘束が悩みのタネです。
IPOでは、抽選日までに購入資金を用意しておかねばなりません。
では、株主優待や通常取引と重なった場合、どうするべきか?
今回、良い例が出てきたのでご紹介したいと思います。
本日は、2012年11月23日です。
今回、問題になるのは、来週に控えるテクノスジャパンのIPOです。
ご覧の通り、ブックビルディングの期限が11/27です。
先日の記事でも書きましたが、この11/27は株主優待の権利確定日です。
株主優待に資金を割くと、IPOに資金が回らなくなる恐れがあります。
そこで、このシビアな資金繰りをなんとかできないものかと調べてみました。
結論から言えば、なんとかなります。
SBI証券のIPO資金拘束
ポイントは、IPOの購入資金をいつまでに口座に用意しなければならないかという点です。
SBI証券のQ&Aを調べてみると、以下の記述がありました。
つまり、抽選日の18:00までに、購入資金を用意してくださいということです。
今回のテクノスジャパンの場合、抽選日時が11/28 18:00です。
ということは、株主優待銘柄をそれまでに売ってしまえばなんとかなるということです。
資金の流れ
前述の調査の結果、11/28の取引時間に株主優待銘柄を手放せばよいということが分かりました。
そのため、下記の手順を踏めば良いとの結論に至ります。
各種イベントの期限とアクション
株主優待権利確定日→11/27(この日に購入)
株主優待権利落ち日→11/28(この日に売却)
IPO抽選日時→11/28 18:00(売却した資金を動かさなければOK)
投資資金の流れは、下図のようになります。
制約条件
株主優待のタダ取りをする場合、ちょっとした制約が生じます。
それは、SBI証券が信用売りを扱っていないことです。
買い建てと売り建てが別々の証券会社になってしまいます。
結果として、手数料が若干かさむデメリットが生じます。
証券会社が同じ場合
現物買い→手数料発生
信用売り→手数料発生
両建て決済→現引きにより手数料不要
証券会社が異なる場合
現物買い→手数料発生
信用売り→手数料発生
現物買い決済→手数料発生
信用売り決済→手数料発生
そのため、おそらく600円~の手数料が余計にかかります。
株主優待の銘柄を選ぶときは、この分も考慮して決めましょう。
もっとも、IPOと信用売りの両方を扱っているカブドットコム証券を選べば、そんな心配はなくなります。
(でも、SBI証券の取引手数料安いんだよなぁ・・・)
ちなみにですが、SBI証券がさらに手数料を引き下げました。
30万円以上の取引では、いまのところ各証券会社の中で、一番手数料が安くなりました。
IPOの取り扱い件数も着実に増えています。
管理人のオススメです。
以上、IPOの資金拘束のお話でした。
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