テクニカル分析のオススメ本|お金の貯め方を考えるブログ
先日、本屋に行きまして、新しい投資書籍がないかと物色していました。
MACDとストキャスについて、もう少し深く勉強したいなと思っていたのです。
すると、ありましたよ。秀逸な書籍が。
購入して読み通すと、非常によくまとまった本であることを改めて実感しました。
という訳で、オススメ書籍(中級者編)の紹介です。
1.はじめに
巷に出ているFXのチャート本を読んで、実際にFXを始めると”おかしいな?”と思うことが多々あります。
それは、そこに紹介されている取引ルールが、全く機能しないことに対してです。
この感想は、FXで黒字を出せるようになった現在でも変わりません。
街の本屋に並んでいるFX書籍は、ロクデモナイというのが、私の感想です。
大体、私は本屋でざっと目を通し、中身を見ると
”ああ、またこの手の駄作か・・・。”
と失望し、本棚に戻します。
本当に、日本人の書いたFXの指南書は、たいしたことを書いていないのです。
それどころか、おかしなルールが紹介されていることが、多々あります。
これは、実践してみるとよく分かります。
そんな訳か、日本の個人投資家は、ほとんどが負けています。
そのため、私は海外投資家の書籍が中級者にオススメであると考えていました。
実際、私が黒字収益を上げることができるようになったのも、先日の記事で紹介したロブ=ブッカーの本を読んで、取引の手法を変えてからです。
今でも、ロブ=ブッカーの移動平均線をメインに使った取引ルールで取引を行っています。
2.私の経験
前述したように、日本人の書いたFXの指南書は、たいしたことを書いていません。
ですので、先日の記事では、あくまで初級者向けの紹介に留めました。
しかし、脱初級者を果たすには、経験を重ねるだけでは、気づかないことがあります。
それどころか、ありがちな間違えたトレードルールを直さないと、そのまま、マーケットから退場してしまいます。
一歩踏み込んだ取引ノウハウを学ぶ必要があるのです。
その点、
・ゾーン(マーク=ダグラス)
・規律とトレーダー(著者同)
・マーケットの魔術師(ジャック==シュワッガー)
など、海外の出版物が名著と呼ばれ、そして、高度な内容を載せています。
ただ難点は、これらの書籍は内容が難解なことです。
ゾーンなど、私は、初めて読んだ時はチンプンカンプンでした。
内容が抽象的で、つかみ所がないのです。
結局、知識と経験が足りずに、当時は内容を消化することができませんでした。
そのため、2chやネットの膨大な情報の中から、取捨選択し、そして半分は、手痛い経験を通じて、やって良いこと・悪いことを学びました。
随分、遠回りをしたというのが、現在の実感です。
皮肉なことに、ゾーンの内容を理解できたのは、理解できるレベルに達して、収益を上げることができるようになってからでした。
しかし、先日、本屋で投資の棚を物色していて、非常に面白い本を見つけました。
3.オススメの書籍
さて、長くなりました。
結論として、オススメの書籍を挙げましょう。
FX チャートリーディング マスターブック ~為替のプロが実践する本当に勝てるワザを大公開!
この本を手に取った理由は、冒頭に書いた通り、MACDとストキャスティックについて、見識を深めたいと思ったからです。
(はっきり言って、インジケータのシグナルなんて、この二つだけ抑えておけば勝てます。)
ただ、内容を読んでみると、もっと面白い話が書いてありました。
例えば、以下のような内容です。
①なぜ、トレンドラインに関するルールは機能しないのか?
トレンドラインの話です。
多くの指南書では、トレンドラインの引き方ばかりが書いてあります。
いかにトレンドラインをうまく引くかが勝負です、と。
そして、トレンドラインの押し目で買いましょうとか、なんとか。。。
でも、そんなトレードがうまくいかないことは、FXを続けていれば分かります。
そして、トレンドラインというのが、非常にあいまいで、主観的な情報であることにも気づきます。
同書には、うまくいかない理由が明示されています。
そして、トレンドラインでうまくする方法についても、書いてあります。
もっとも、メインになるのは移動平均線を使ったチャートの読み方です。
この点、ロブ=ブッカーの思想に似ています。
(むしろ、移動平均線を使う方法が世界の共通認識なのかも知れません。)
なぜ、移動平均線が合理的なのかという理由についても、記述があります。
②プロの買い方・売り方
著者は、元インターバンクのディーラーです。
その経験に基づき、
・プロがどこで買うのか?
・そして、どこで利益確定するのか?
・逆に、どのようにして損切りをするのか?
という内容が紹介されています。
それこそ、指値・成り行き・OCOの使い分けにまで突っ込んで、一歩、踏み込んだ内容が書かれています。
非常に、買い方・売り方について、よくまとめられています。
③意思決定のプロセス
ゾーン(マーク=ダグラス)からの一節です。
”なぜ、個人投資家は勝てないのでしょうね?”
”それは、間違えた理由で取引しているからではないでしょうかね?”
ちょっと、記憶はあいまいですが、こんな感じのインタビューが書かれています。
しかし、結局、同著には”正しい理由とは何か?”という解説はありません。
その点、
”FX チャートリーディング マスターブック ~為替のプロが実践する本当に勝てるワザを大公開!”
には、正しい意思決定のプロセスが紹介されています。
これで納得いったら、あなたもプロの為替ディーラー(?)です。
いまでこそ私は当たり前として捉えていますが、ここまでまとめられている本は読んだことがありません。
それどころか、自分の取引手法を改めて見直しました。
オススメの一書です。
以上、書籍の紹介でした。
個人的に、初級者ではないけれども、うまく収益が上がらない、そんな人にオススメの一冊です。
ゾーンのように、哲学的な書籍は難解です。
そのため、そこまでの経験を埋めるのに適した一冊であると考えます。
ちなみに、領収書をもらっておくと、確定申告で経費で落とせます。
(実はもらうの忘れました。チャンチャン。)
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